成鳥になると”初めて”のことが苦手になるという話を知っていますか?
知っていたのに「やらなくて失敗したな」と思ったものもあるので、体験談も交えつつ雛のうちに覚えさせた方がいいこと、予備知識として与えてはいけない食べ物についても紹介していきますので是非目を通してみてください。
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目次
幼鳥期に済ませておきたいこと
鳥に嫌われるきっかけ第一位であろう保定
鳥ちゃんの安全のため避けて通ることができない爪切り。
爪が伸びすぎてしまうとカーテンや布などに引っかかって宙づりになったり、止まり木にとまりにくくなったりして危険なので絶対やった方が良いのですが何しろ嫌いな子が多い!
成鳥になり始めて爪切りをしたら一週間近寄らせてくれなかったという話を知恵袋かどこかで見かけました。
信頼関係のパラメーターを爆下げしない為にも早めに経験させておいた方がいいですね。
正直まだ小っちゃくてか弱い幼鳥に保定なんて心が痛すぎるんですが、辛いのはお互い様なので鳥ちゃんと一緒に頑張りましょうね…!
みんな大好き水浴び
スズメとかもそうですけど鳥はみんな水浴び大好きなのでそんなに心配いらないと思いますが、幼鳥期に教えなかったら一生水浴びしなかった子がいるらしく。
文鳥たちは楽しくて水浴びしているだけでなく、虫や汚れを落とす役割があるので早めに教えておくに越したことはないと思います。
水浴びを覚えさせる際は文鳥のペースを大事にしてあげて、無理に水に浸からせようとしたりせず自分から入ってくれるよう興味をひかせる工夫だけしてあげれば自然と入ってくれるようになりますよ。
うちの子たちは手を水に浸したり、指先で軽くぱしゃぱしゃしたら興味津々に見ていました。
食べさせていく予定のご飯があるならお早めに
ペレットやシードなど、ペットショップであげていた餌と違う餌をあげたい場合も早めに切り替えて慣れさせていきましょう。
一度に全部変えてしまうと食べない場合もあるので、もし食べなければ少しずつ切り替えていく必要があります。
あとおやつや栄養補給のための、果物や青菜も怖がってしまわないよう早めに慣れさせておくと後々楽です。
我が家の文鳥ズにはミカンか剥いたリンゴしか果物を与えなかったので、成鳥になってからいちごを見せたら怖がられてしまいました…
果物や野菜は赤やオレンジなど派手な色であることが多いですよね?
文鳥は落ち着いた色が好きで、派手な色は驚いて怖がってしまうので緑以外の野菜や果物は幼鳥の時期にあらかじめ与えて慣れさせておくと、怖がって食べてくれないなんてことにならなくて済みますよ 笑
あげちゃいけない果物と野菜があるって知ってた?
例えば果物では、
- 桃
- あんず
- パイナップル
- マンゴー
- キウイ
この果物は中毒や汁液による皮膚炎をを起こすことがあり危険なので与えてはいけません。
野菜だと、
- ホウレンソウ
- オクラ
- モロヘイヤ
これらの野菜はアクが強い(シュウ酸が多く含まれている)ため、文鳥にとって大切なカルシウムの吸収を妨げてしまいます。粘り気の多い野菜はそのう炎をおこすことがあるのでだめです。
与えてはいけないこともないですが、レタスやスイカなどの水分の多いものは与える量に注意しましょう。
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果物と野菜迷ったらこれをあげておく◎
調べずに与えて文鳥に何かあったら大変です。毎回調べるのも大変なので最初のうちはとりあえずこの野菜と果物をあげておくと無難ですよ。
野菜
- 小松菜
- チンゲンサイ
- 豆苗
- パセリ
- にんじん
果物
- イチゴ
- りんご
- ミカン
果物と野菜を与える理由はビタミン補給のためなので、このへんの野菜を与えておけば無難です。
もし調達が難しいとか、手間が面倒で続けられないとかであればネクトンなどのサプリメントでも補給できるので活用してみてください。
中には青菜や果物を楽しみにする子もいるようなのであなたの文鳥の仕草から好きかどうかもみてあげるのもいいですね。
どうやって与えればいい?

食べやすく細かくしてあげるのもいいですが、文鳥は自分のくちばしでほじくって食べるのが好きなようです。
ある程度の大きさに切って塊のままあげるのがいいですよ。
また、タイミング的には午前中のうちに与えるのがベストなようです。
夜寝る前に食べさせてしまうと野菜の水分で体が冷えてしまうので幼鳥のうちは温度管理大事なので気にしてあげた方がいいかもしれません。
まとめ
どれも成鳥になったときにやろうとするとなかなか覚えてくれず大変なので幼鳥の時期をフル活用して習得させていきたいところですね。
私はイチゴを食べる文鳥の姿を見たかった…!!
すこしずつ慣らしていこうと思います。