最近ペットブームからか小鳥を飼う人も増えてきていますね。有名人の載せる小鳥たちの可愛い写真を見て興味が出たりしますよね。もちろん、写真や動画でみるのと、実際に自分が飼うというのは全く別というのはわかっているとは思います。
私は文鳥の飼育本や小鳥関係のサイトを見てから飼うことを決断したのですが、飼い始めてしばらく経った今結構いいことばっか書いてあったなと思い、
小鳥飼育初心者が勘違いしてしまわないかなと心配になったのでネガティブ系情報気持ち多めに文鳥を飼うということについて書いていきたいと思います。
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目次
文鳥を飼うときに必要なグッズは何?
- ケージ・・・¥3000~
- 保温電球・・・¥2000~
- サーモスタット・・・¥3000~
- 温湿度計・・・¥2000~
- ケージカバー(遮光)・・・¥2000~
- ケージカバー(保温)・・・¥2000~
- 餌・・・¥500~
- ボレー粉・・・¥300~
- あわ穂・・・¥500~
- 栄養剤・・・¥2000~
- 文鳥の飼育本など・・・¥1000~
- (文鳥・・・¥3000~¥10000)
必要最低限でこんな感じですね。ちなみにここで紹介しているのは5、6週齢以降の一人でご飯が食べられるようになっている文鳥です。
少なくとも2万円は見積もっておく必要があります。
珍しいカラーの文鳥となるとそこへ更に文鳥分の代金が加わるので実質2万5千円~3万5千円くらいになると思いましょう。
グッズ・文鳥の販売価格相場と文鳥のカラー種類は?
- 桜文鳥・・・最も原種に近く丈夫で育てやすいといわれている。
- 白文鳥・・・パイド(白斑)が全身に広がった文鳥。
- グレー・ライトグレー・・・
- シナモン・クリーム・・・一番新しい種類のカラーで、色素が薄いので体が弱いといわれている。
- アルビノ・・・全身真っ白で赤目の文鳥。これはカラーというより突然変異なので体も弱め。
販売価格の相場ですが、桜文鳥が一番多くお店で見かける機会が多く次に白文鳥。価格はどちらも¥2000~¥4000という印象です。
グレー系、シナモン系はすぐ売れてしまうのかお店の都合なのかわかりませんが、扱っていても数匹という印象です。価格は¥4000~¥9000
アルビノは1度だけお店に並んでいるのを見かけたことがある程度なので相場はわからないのですが、その時は1万円くらいしていましたね。
最も飼いやすく丈夫に育てやすいのは原種に一番近い桜文鳥だといわれていますが、我が家では白文鳥とシナモン文鳥を3,4週齢頃から飼い始めましたがどちらも特に育てにくいとか、特別繊細ということはなかったです。
シナモン文鳥
2週齢終わり~3週齢頃お迎え
価格は¥5900
白文鳥
3週齢~4週齢始まり頃お迎え
価格は¥2800
ただ、知識不足と準備不足でかわいそうなことをしてしまったことがありました。

この写真はシナモン文鳥をお迎えした時、とても冷え込んでいた時期なのに保温電球の購入を忘れ、小っちゃいヒーターのみで夜を過ごさせることになってしまったときのものです。
羽軸を立て羽を膨らませている状態というのはこういうことで、目を閉じってじっとしていたので今考えると死んでしまっていてもおかしくないような本当に危ない状況だったと思います。
無知なまま生き物を飼うと最悪死なせてしまうこともありますから、情報収集と準備は絶対万端にしてから飼いましょうね!!
また、小鳥をお迎えするときにも参考にしていただきたいのが、このような状態の小鳥のほとんどは具合が悪い時です。
お店で羽を膨らませた状態の小鳥がいる場合は飼育環境があまりよくない場合や、小鳥の知識を持った人がいない可能性があります。
小鳥の専門的な知識を持っていないにしても、生き物に対しての意識が低いお店からの購入は、弱っていたり病気になってしまっている可能性があるので控えたほうがいいかもしれません。
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寿命はどのくらいあるの?
平均5年~8年と言われています。
小さな体でそんなに生きられるなんてすごい生命力ですよね。
でも中には20年近く生きた文鳥さんもいるみたいなので、接し方やご飯に気をつかえば平均よりもっと長生きしてくれるかもしれません。
余談ですが、遠い知り合いの話で、ポテチなどの人間の食べ物を食べたがるインコに普通に与えてしまったり、放鳥時間を作らず寝るとき以外は自由にさせる生活をしている人がいました。その人が飼うインコは1羽につき2年も生きられていないそうです。
鳥にとっての幸せが何かは私たちにはわかりませんから、鳥の好きにさせてあげたい気持ちはわかりますが、飼い主としてどうなのかなと思う話でした。
なるべく長く一緒にいるためにも飼い主である私たちがしっかり小鳥たちのお世話をしていかないといけないですよね。
めちゃめちゃ噛んでくる時期がある
4,5週齢頃から挿し餌を卒業して、なんにでも興味を持ちたくさん覚える多感な時期になります。
その頃から一人餌になり、くちばしをうまく使えるようになるのでなんでもつついて齧りたくなっちゃうんですよね。
手乗り文鳥になってもらいたいでしょうから、手に乗せたり、手のトンネル作って遊んであげたりしますよね?
そうすると、今までは可愛いく寄り添ってきて弱々しくあむあむしてきていただけの文鳥ががぶがぶ、ぐりぐりしてくるようになるんです。これがいわゆる文鳥ドリルですね。
指の肉むしられそうになる勢いでドリルしてきますし、何故か瞼と鼻の穴に興味があるようで隙あらば近寄ってきて、飛んできては狙ってきます。
指だけならまだ我慢できなくもないのですが、首の皮や瞼のような皮が薄いところは思わず振り払いたくなるくらい痛いです。
大きめのインコと比べればくちばしも優しめなので、血が出るようなことはないですが、場所によってはだいぶ痛いですね。
あと、やはりメスとオスでくちばしの形や力が違っていて、オスの文鳥の方が痛い、というか、強いです。
狙われるポイントによってはメスだろうとオスだろうと痛いんですが(笑)
場所によってはストール巻いたり伊達めがねしたりして対策もできるので気になる場合はしっかり防御しましょう。
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鳴き声はうるさい?賃貸じゃ飼えないの?
雛の時期の挿し餌の時が一番けたたましく鳴きますが、それ以降はほんとに「ピッ」「キュッ」みたいな鳴き声になります。
連発(呼び鳴き)されると「静かにしてほしいなあ」という気持ちになることはたま~~~~にありますが、やはりうるさくはないです。
玄関のドアが薄い小さなアパートに住んでいますが、外に文鳥たちの鳴き声が聞こえてくることはありません。
小鳥を飼いたいけど、騒音で近所迷惑にならないかな??と考えている人にはとてもおすすめな小鳥です。
私の感覚的には鳴かない、鳴き声が小さいというよりは、響くような鳴き方をしない小鳥なんだと思います。
鳴き声が静かというより鳴き方が静かです。
最終的にすごくなつく「ことが多い」というだけ
結局個体差なので一番お世話している人になつく子もいれば、構いもせずむしろ追い払っているような人になつく子もいるし、パートナーを決めているのか決めていないのかわからないくらい誰にでもなついて飛んでいく子もいます。
パートナーに選んでほしいから飼うというよりは、家族の一員として小鳥がいてほしいかどうか?ということをよく考えてみましょう。
1人暮らしだったり、自分以外に小鳥が会わないような環境なら自然にお互いがパートナーになるかもしれませんが、そうでない人は自分以外をパートナーに選んでしまった時のことを想定してからお迎えしましょう。
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まとめ
一緒に生活できるようになると本当にかわいくて面白くて毎日楽しくなりますよ!
ただ、邪な気持ちで生き物を飼うことはお互いの為によくないですから、きちんと準備して、心構えももったうえでお迎えしましょうね。
地域によっては相場より安かったり高かったりしますが、お金の問題は後で後悔することが多いのでお財布と相談し納得したうえで決断したほうがいいです。
不安のない楽しい文鳥ライフを送ってください。
文鳥を飼う前に知っておきたい話でした。